ユーザーファーストな対応で輸出事業を加速
Trade Users 林 様
今年から輸出ビジネスに本腰を入れ、見事アワードを受賞した Trade User's(以下トレードユーザーズ)様。ユーザー様の立場に立って、ユーザー様の為を想って、という理念のもと。立ち上げ当初からユーザーズという名前に誇りを持って取り組んでいたそう。
1回1回誠意のこもったお取引で、海外のTCVユーザー様から支持を集めたトレードユーザーズの林様にお話を伺いました。
※コロナウイルス感染拡大予防のため、オンラインでインタビューを実施しました。
―― この度はおめでとうございます!TCVアワードを受賞されたご感想をお願いします。
ありがとうございます。とても嬉しいです。
1回1回の取引の質は我々もこだわっていますが、まだまだ販売台数が目標に達していない状況ですので、今後は取引の質を維持させながら販売台数を伸長させ、次回もまた受賞できるように邁進していきます。
―― アフリカンビジネスの面白さはなんですか
今まで自分と関わりのなかった国の方と繋がったというのが本当に驚きました。
「アフリカ」というと、我々が幼いころにテレビで見ていた…洋服をお召しにならない一部の民族の方や、「キリンやゾウが近くに居るエリア」という漠然としたイメージをしてしまっていましたので、当時は本当に不思議な感覚で新鮮でした。
輸出事業を通じて、「今はこんなに発展しているんだな」ということを肌で感じることができます。
―― このビジネスは面白い、という感覚が掴めてきたのっていつぐらいでしょうか
1台目が売れたときですね。
自分が扱っている車が行ったことのない国に行って、お会いしたことのないお客さまが乗るんだ。と考えると、非常にワクワクしました。
メッセージのやり取りだけなので、顔もわからない、どんな街にお住まいなのか分からない方に販売をしているなんて未だに…なんだか想像できません。
―― 反対に、アフリカンビジネスの難しさを教えてください
はじめた当初は何でも難しく感じてしまいました。
中古車業界が長いので、問題はないと思っていたものの、オンラインでの輸出は初めてでしたので、自分の中ではひとつの挑戦でした。
1番難しいのは仕入れです。
国内とは経済状況も、文化も異なります。金額感や車種、色など、「現地ではどんなものが売れるのかわからない」ところからのスタートでした。
マーケット感覚をつかむまでは、試行錯誤の連続です。
「これが売れると聞いていたけど、そんなに手応えがないな…」「逆になぜこっちが売れたんだろう…」と、手を動かしながら発見があるので、今では楽しんでいます。
もうひとつ、苦労したのは英語のニュアンスですね。
メッセージのやり取りを数回重ねて、覚えていくしかありませんでした。色んなツールを駆使するものの、それでもどうしたらいいのかわからないこともありました。
そういった時にはTCVの担当営業さんにフォローいただいています。私の中では最終手段のつもりですが、度々連絡してしまっていますね。(笑)
―― 今年で3年目になりますよね、加盟した経緯は
TCVが立ち上げ当初のときに営業に来てくださったことをきっかけに、サービスサイトを拝見したら、「素人からでも成功できました」という事例が載っていたので「やってみようかなと」。
輸出業はやったことありませんでしたが、中古車販売のビジネスはやっていたので、素人からでも成功できたのなら、自分にもチャンスはあるのかなと思いました。
―― 実際、TCVに加盟してみていかがですか
正直に言わせていただくと、想像よりも難しかったです。ここ半年でやっとスタート地点に立った感覚です。
そこに辿り着くまでの期間は、災害でどこのヤードも使えなくなって車が買えなくなってしまったり、落ち着いたかと思えばコロナになってしまったり…。輸出業に専念する環境が整わない状況で順風満帆とは言えない状況だったかも知れません。
落ち着いて取り組めるようになったのは、夏のはじめくらいでしょうか。
マーケットの動きが鈍化したタイミングが、良い準備期間になったのかなと思います。
―― TCVでのビジネスで大事にしていることを教えてください
オンライン販売なので、どうしても写真・文字だけのやり取りになってしまいます。
ですので、相手に不安を与えないようにというのは心がけています。
何度も翻訳しなおしたり、あとはTCVの営業担当の方に都度確認をしたりしながら、なるべく伝わりやすい説明を加えられるよう心がけています。
―― コロナウイルスで全世界的に影響が出ましたが、販売状況はいかがでしたか
3・4・5月は1台も車は売れませんでしたね、コロナの影響はもろに感じました。市場が安定してくるのを待つ間に、掲載の仕方などいろいろ試してみながら手探りで進めています。
まだまだ影響が出てくるとは思いますが、準備できることはたくさんあります。
丁寧な取引の軸はぶらさず、市場が回復したタイミングに向けて気長に取り組みます。
―― コロナウイルスで全世界的に影響が出ましたが、販売状況はいかがでしたか
始めるなら本気でやるべきだと思います。
私もそうですが、なかなか片手間では難しいビジネスです。それでうまくいっているという人には、どうやっているのか聞きたいくらいですね。(笑)
どんなビジネスにも言えることですが楽な近道はありません。
覚悟を持って始めれば必ず成果につながります。一緒に中古車輸出を我々で盛り上げていきましょう!