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持続可能な社会への貢献

Marc Corporation 様

※ご担当者様の許可のもと、撮影時のみマスクを外していただいています。

―― 御社について教えてください。

2004年より、「自動車のまち」である鈴鹿市にて「使用済み自動車の100%リサイクル、リユースの実現」を目指し、自動車リサイクル工場を建設しました。年間3万台のELV(使用済み自動車)の処理能力を備えており、ELVを中古部品や再資源品として活用する自動車のリサイクル事業を運営しています。
※ISO14001(環境マネジメントに対する国際的な認証)を取得済

―― サステナビリティの取り組み内容について教えてください。

17あるSDGs目標の中で、いくつか取り組みを実施しています。一例として二つの取り組みを挙げさせていただきます。

@「リサイクルに関する教育」について
多くの方々に「自動車リサイクル現場」の無料見学を実施しています。「再利用・再資源化・ゴミの削減」の仕組み・リサイクル活動の重要性を1人でも多くの方に知っていただけるよう、無料で工場を開放している取り組みです。

A「ダイバーシティ」について
外国籍の方の雇用促進を進めており、ベトナムより研修生の受け入れを定期的に行っています。その他にも、ロシアやマレーシア、トリニダードトバゴ出身の従業員がいます。

―― 取り組みを始められたのはずいぶん前からだとお伺いしました。具体的にいつ頃から開始されたのでしょうか。

当社は「環境面で次世代に負荷を与えない社会」を実現することが、リサイクル業者の使命と捉えており、創業期より取り組みを実践しています。

―― 持続可能な社会実現に向けて、自動車事業と環境は切っても切れないかと思います。今後さらに加速されたいお取り組みなどはございますか?

当社は自動車を解体する際、重機を使用した解体ではなく、スタッフの「手」による解体を実施しております。この手法により「リユース・リサイクル」する部品が増え、シュレッダーダストの削減につながっています。

自動車を1台作るために、非常に多くの資源(部品)が使われています。これらの資源を無駄にすることなく、ELV(使用済み自動車)を100%リサイクル・リユースすることができれば地球規模の環境対策に貢献できると思っています。

今自社で行っている取り組みの精度を上げ、引き続き環境へ貢献することを目指していきたいですね。