―― 御社について教えてください。
弊社は、1970年にスクラップ業を主として創業を始めました。その後、1985年にNGP(日本自動車リサイクル事業共同組合)に入会し、自動車中古車部品卸売業に業種変更をしました。現在は愛知県、長野県、山梨県に拠点を構え、「リサイクル部品生産・販売」、「中古部品・中古車の輸出販売」、「マテリアル」、「カーリース/レンタカー」の事業を展開しています。創業から培ってきたことは「全てのつながりを大切にすること」です。これは私たちの企業文化の根幹にある価値になります。
―― TCVアワードを受賞された感想を教えてください。
販売台数のみならず、バイヤー様に対する返信スピードや、販売後の車両評価などの総合的な判断と聞いておりますので、加盟後に私たちが心がけていたことが評価につながったことを素直に嬉しく思います。
―― ご加盟後の感想を教えてください。
お客様とダイレクトにやり取りができ、自分たちではリーチできなかった顧客と取引ができることが非常に楽しいですね。
一方、様々な国の方からofferが届くため、その国の慣習や特性を掴みながら商談を成立させることの難しさを痛感しています。
今後はターゲット国をより明確にし、その国で良く取引される車種や価格などマーケティングを強化してより販売を進めていきたいですね。
―― 中古車輸出で大切にされていることはなんですか。
1台1台愛情を持って取引をさせていただいております。創業時より培ってきた「全てのつながりを大切に」という理念もありますが、実際にお客様対応をさせていただいている弊社スタッフは車が大好きです。その大好きな商材を海外にお届けするため、仕入、商品化、商談、販売全てに愛情を注ぎ込み対応させていただいています。
―― 今後の展望や方針などを教えてください。
輸出販売する上でターゲット国をより明確にし、マーケティング(車種/価格)の精度を上げ、販売台数をより増やしていきたいですね。
また、弊社は「中古部品」についても強みを持っています。中古車輸出販売でのご縁の先に「部品」を輸出するなど、新たなお取引が成立するなどの展望を期待しています。